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音楽と映像のライブイベント「COSMIC DANCE」のドームシアター映像の作り方 vol.01

- STARRY NIGHT JAM

2022年5月14日(土)放送の「自分流 知の探求者たち」(BS朝日)内で紹介された、ドームシアターを生かした音楽と映像のライブイベント「COSMIC DANCE」について、映像の特徴や作り方を詳しく説明します。vol.01 では、COSMIC DANCEや、施設の特徴を紹介します。

COSMIC DANCEとは

福岡市科学館ドームシアター(プラネタリウム)で行われている、空間を生かして音楽やアート、映像を新たな感動とともに味わう「STARRY NIGHT JAM」の企画の一つ。
「アーティストの惑星を巡る宇宙旅行」をコンセプトに、アーティストのライブと融合するように、世界観を表現した映像がプラネタリウムに投影され、映像も音も最高のクオリティで楽しむことができます。映像はこのイベントでしか見ることのできない完全オリジナルです。
STARRY NIGHT JAMとは
近日開催予定のSTARRY NIGHT JAMの企画

プラネタリウムとドームシアターのちがい

・プラネタリウムとは
投影機から発した光をドーム状の天井の内側に設置された曲面スクリーンに映し出すことで星の形や動きを再現する設備。

・ドームシアターとは
2つ以上の投映機を組み合わせ、高精細かつダイナミックな映像を映し出す設備。「COSMIC DANCE」を行っている福岡市科学館には、「Media Globe Σ(メディアグローブ シグマ)」という設備があります。専用設計の特型レンズが搭載された超高解像度のプロジェクター2台または4台を駆使し、ドーム全天に8K相当の高解像度・高臨場感映像を投映するものです。また、実写やCG映像などドームの任意の位置に投映できます。

ドームシアター映像の特性

・映像に囲まれる
映画館のスクリーンのように一面だけに映像が投影されるのではなく、ドーム型のスクリーンに映像が映し出されます。まるで自分が映像の中の世界にいるような感覚を体験できます。

・裸眼VR空間でもある
裸眼でVR映像を見ることができるので、VRゴーグルを使用できないお子様にも楽しんでいただけます。

次の更新では、映像の作り方を紹介します。
「COSMIC DANCE」のようなドーム映像やプロジェクションマッピングなど特殊なフォーマットの映像制作をこれまで多数行ってきました。映像そのものはもちろん、テーマに合わせた映像の構成や表現を考えるのも得意です。

イベントや企業様の常設展示など、ドーム映像やプロジェクションマッピングを使ってみたい、という方はお気軽にご相談ください。

問い合わせ先

info@pino.ooo

プロフィール

野口 一信(のぐち かずのぶ)

1980年生まれ。モーショングラフィックスデザイナーとして、CG映像、ドーム映像、プロジェクションマッピングなどを多く手がける。2021年、プロジェクションマッピングの国際大会「1minute Projection Mapping Competition in TOKYO」でTokyo Tokyo賞を受賞。

『ジダイノテ Hands of New Age』(「1minute Projection Mapping Competition in TOKYO」入賞作品 )
https://youtu.be/5O7RWy-2GMY